トーアディアマンテ（2009年生、母トーアツキアカリ）

トーアディアマンテ（2009年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ダイヤモンド（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時10歳）と交配したトーアツキアカリが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方20戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月24日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

3歳（2012年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のマーチャンテイマーを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

7月21日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

8月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

4歳（2013年）

2月2日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り小雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月22日、中9週で迎えた10戦目は、由良川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の舞子特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

8月3日、中7週で迎えた12戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた13戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小郡特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

11月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5歳（2014年）

2月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた17戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、マッキー&チカ最終決戦記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C2-9（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、グランラファルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセルーカに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月27日、中1週で迎えた20戦目は、24回境田大悟杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカイチマドンナに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグランラファルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月20日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカイチマドンナに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（6戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒカルハピネスに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1-9（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田弘治騎手（7戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトウカイサージュに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中7週で迎えた25戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で藤田弘治騎手（8戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた26戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、田中宏典退職記念レース（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた27戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、宇出津灯りフェス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた28戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた29戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた30戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、能美ほっこりまつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた31戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、近江町カニまつり特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた33戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、山中温泉湯座屋市特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた34戦目は、出倉慧人くん1歳誕生日記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。