フレンドパーク（1993年生、母テイルコート）

フレンドパーク（1993年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時6歳）と交配したテイルコートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地35戦1勝2着4回、中央障害1戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

6月30日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグラデストベルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

12月22日、中6週で迎えた5戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4歳（1997年）

1月12日、中2週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月15日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったコマチヒロインに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月9日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

3月15日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

7月5日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

8月24日、連闘で迎えた15戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月8日、中6週で迎えた17戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

11月15日、連闘で迎えた18戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジェットアラウンドを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

5歳（1998年）

1月17日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

2月7日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた21戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、マルチチャージ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた22戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、’98フェイスフルレイン特別（1）（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた23戦目は、沙流川特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノマイケルから半馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月27日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（8戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた26戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた27戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の天保山特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったグリドルボーンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したロワイヤルハイネスを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

10月22日、中6週で迎えた30戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、茨戸川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のルビアノダンディーに1馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

11月29日、中4週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月9日、中0週で迎えた32戦目は、師走特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1999年）

1月9日、中3週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、名古屋チャレンジカップヴイーナスB賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビコータイムレスからクビ差の2着となった。

2月7日、中2週で迎えた35戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた36戦目は、名古屋チャレンジカップジュノ（D）賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、春分特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた40戦目は、苗場特別（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノシンゲキに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月6日、中4週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の湘南特別（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は武士沢友治騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

9月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた42戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のおおぞらステークス（札幌芝1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

10月2日、連闘で馬体重を前走から18kg絞って迎えた43戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた44戦目は、4歳以上900万下の西湖特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

12月12日、中6週で迎えた45戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

7歳（2000年）

1月6日、中3週で迎えた46戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

2月19日、中5週で迎えた47戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。13頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。13着に敗れた。