マルサンタイトル（2009年生、母ドゥーザベスト）

マルサンタイトル（2009年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋タイトル」。毛色は鹿毛。種牡馬のラスカルスズカ（当時13歳）と交配したドゥーザベストが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は桑原牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の3歳B。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

9月19日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

11月5日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3歳（2012年）

3月28日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳戦の水晶山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

5月24日、中5週で迎えた7戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のエボニーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

6月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のなでしこ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のキーンキングを半馬身振り切って勝利をモノにする

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、ほおずき賞（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中田貴士騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したミクルに半馬身届かず2着となった。

8月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B1 B2（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた13戦目は、おしろいばな賞（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は中田貴士騎手（4戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた15戦目は、兵庫競馬IPAT発売記念賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ローレルスプレーモにクビ差交わされて2着となった。

11月29日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

12月12日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は中田貴士騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

4歳（2013年）

1月15日、中1週で迎えた21戦目は、えりか賞（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。