エボニー（2009年生、母ウツミダンスダンス）

Ebony

2009.06.05

エボニー（2009年6月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時9歳）と交配したウツミダンスダンスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は林 秀雄。戦績は、地方20戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳C2。

経歴

デビュー前

平松徳彦厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2011年）

7月18日、デビュー戦は平岩潤一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は404kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキシュウリベンジに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、中2週で迎えた3戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

9月28日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったスマイルムービーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3歳（2012年）

2月2日、中6週で迎えた10戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

2月16日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウノエデンを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したフセノブルースに半馬身届かず2着となった。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた17戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したマルサンタイトルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた19戦目は、3歳B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた20戦目は、ほおずき賞（姫路ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。