フセノブルース（2009年生、母ピースオブフリー）

フセノブルース（2009年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時13歳）と交配したピースオブフリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊郷牧場。戦績は、地方43戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上B2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、豊郷牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、豊郷牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

盛本信春厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2011年）

8月30日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は437kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケイウンネイチャーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月11日、中3週で迎えた3戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

3歳（2012年）

1月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、アメジストパワーに半馬身交わされて2着となった。

2月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マルヨチャレンジドに半馬身交わされて2着となった。

3月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のキシュウリベンジをクビ差振り切って圧倒的支持に応えた。

3月21日、中2週で迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた13戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、グリマルディに3/4馬身交わされて2着となった。

4月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のエボニーを半馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた16戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳B（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のバジリスに4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

7月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、サマーヘレネに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（姫路ダート1500m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のモズテンパレーに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、ひょうご雪姫ポーク特別（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂本和也騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のタケデンレッドに3馬身の差をつけて優勝

10月10日、中2週で迎えた23戦目は、兵庫競馬IPAT発売記念賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂本和也騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ルーズベルトに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、JBCカウントダウン10賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂本和也騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた25戦目は、競馬キンキ杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂本和也騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた26戦目は、赤穂観光協会義士祭特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で坂本和也騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

4歳（2013年）

3月21日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で坂本和也騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

4月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂本和也騎手（12戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた29戦目は、小山裕也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた30戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着に入った。

5月29日、中1週で迎えた31戦目は、あじさい賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた32戦目は、やまもも賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（14戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

7月3日、中2週で迎えた33戦目は、ききょう賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（15戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小山裕也騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた35戦目は、ひまわり賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（16戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のシンプリーラブをアタマ差振り切って優勝

8月22日、中2週で迎えた36戦目は、チャオ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

9月11日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（17戦4勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

10月4日、中2週で迎えた38戦目は、波賀不動滝公園楓香荘特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（18戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた40戦目は、ひいらぎ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（19戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（20戦4勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた42戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（21戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

5歳（2014年）

1月15日、中1週で迎えた43戦目は、おうばい賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。