ミッキーパパイア（2015年生、母スターシンフォニー）

ミッキーパパイア（2015年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋果物の一種」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時8歳）と交配したスターシンフォニーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、野田みづきによって5,076万円で落札された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月12日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

12月3日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。

3歳（2018年）

4月15日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

5月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のカクテルドレスを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（3戦1勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

10月27日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（4戦1勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4歳（2019年）

4月20日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したハウナニにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢一樹騎手（8戦1勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

10月20日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢一樹騎手（9戦1勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢一樹騎手（10戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したアテンフラワーを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月30日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢一樹騎手（11戦1勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

5歳（2020年）

4月19日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で菊沢一樹騎手（12戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラスの喜多方特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菊沢一樹騎手（13戦1勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。