レディバイキング（1997年生、母プレトリア）

レディバイキング（1997年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時11歳）と交配したプレトリアが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は一山育成牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦2勝2着2回。2000年のプリンセスカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2000年のサラブレッドカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、一山雄二郎から「八戸市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

木村昌志厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1999年）

8月15日、デビュー戦は茂呂菊次郎騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のルジェランに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中7週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクインレオパレスからアタマ差の2着に甘んじた。

11月5日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2000年）

1月17日、中6週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

1月24日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた7戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の紅梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったバウンドレスからクビ差の2着となった。

3月12日、中3週で迎えた8戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の高崎弥生賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の春蘭特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月21日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のエメラルドカップ（高崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、中3週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた12戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月20日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のサラブレッドカップ（高崎ダート2000m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月12日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦のダリア特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（水沢ダート1900m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のプリンセスカップ（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンスパートに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月14日、中4週で迎えた17戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた18戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた20戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

4歳（2001年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた22戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月29日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、一般C1四ア（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四イ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた26戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた27戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月12日、約4か月の休養明けで迎えた28戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2002年）

1月4日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。