ベストフェアリー（2002年生、母アイアムフェアリー）

ベストフェアリー（2002年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最高の妖精」。毛色は鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時7歳）と交配したアイアムフェアリーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方32戦4勝。主な勝ち鞍は2006年の地方競馬めぐり七人の侍特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

2月27日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

4月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

11月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた11戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D5二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月12日、中1週で迎えた12戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマカツアイガーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月14日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C8二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C7三（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C8二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

4月16日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のローランゲニアールに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月21日、中1週で迎えた20戦目は、藤特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のローランゲニアールに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、しゃくなげ特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、地方競馬めぐり七人の侍特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミケンオペラに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月2日、中1週で迎えた23戦目は、グラジオラス特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた24戦目は、第三回大感謝!栄光!神田記念（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた25戦目は、カンナ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（7戦3勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた26戦目は、睡蓮特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で野田誠騎手（8戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で野田誠騎手（9戦3勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた28戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、おみなえし特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

11月19日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（12戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2-4ロ（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（13戦3勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（14戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた34戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2-6ハ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた36戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月18日、中5週で迎えた37戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。