イブンベイ（1984年生、母Rosia Bay）
Ibn Bey
1984.03.22
イブンベイ（1984年3月22日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のMill Reef（当時16歳）と交配したRosia Bayが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外27戦10勝。1990年のベルリン銀行大賞(独・G1)に勝利した他、1989年のエウロパ賞(独・G1)を制するなど、G1級競走4勝を含む重賞7勝を挙げた。
経歴
2歳（1986年）
1着となった。
3歳（1987年）
1着となった。
1着となった。
4歳（1988年）
5月14日、R.クィン騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月17日、G2のハードウィックステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は2戦連続でR.クィン騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月5日、S.コーセン騎手を鞍上に迎えて、G2のプリンセスオブウェールズステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝2414m）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月13日、鞍上は2戦連続でS.コーセン騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月28日、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、G3のドーヴィル大賞（フランス・ドーヴィル芝2700m）に出走。11頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のSudden Victoryに2馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを奪取した。
5歳（1989年）
5月20日、R.コクレーン騎手を鞍上に迎えて、7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったAlbadr Iから1馬身差の2着となった。
5月29日、8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月1日、鞍上はR.クィン騎手（2戦0勝）。3頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンテンキングダムに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月20日、鞍上は2戦連続でR.クィン騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番ゲートからスタート。最後は、2着のMardoniusを短クビ差制して同レース5勝目を挙げた。
8月12日、鞍上は3戦連続でR.クィン騎手（4戦2勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のApacheをアタマ差制して同レース6勝目を挙げた。
9月24日、G1のエウロパ賞（ドイツ・ケルン芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でR.クィン騎手（5戦3勝）。6頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のMondrianに6馬身の差をつけてG1・2勝目をマークした。
11月26日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続でR.クィン騎手（6戦4勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。
6歳（1990年）
4月29日、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。鞍上は6戦連続でR.クィン騎手（7戦4勝）。10頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。
6月7日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2414m）に出走。鞍上は7戦連続でR.クィン騎手（8戦4勝）。6頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に敗れた。
6月17日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。12頭立てのレースに臨んだ。4着に終わった。
7月22日、G1のベルリン銀行大賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2400m）に出走。鞍上はR.クィン騎手（9戦4勝）。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のMondrianに4馬身の差をつけて3つ目のG1タイトルを手中に収めた。
9月2日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でR.クィン騎手（10戦5勝）。9頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったMondrianから1馬身差の2着に敗北した。
9月22日、鞍上は3戦連続でR.クィン騎手（11戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のMr. Pintipsに1馬身の差をつけて4つ目のG1タイトルを手に入れた。
10月27日、G1のブリーダーズカップ・クラシック（アメリカ合衆国・ベルモント パーク芝2012m）に出走。鞍上は4戦連続でR.クィン騎手（12戦6勝）。14頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったUnbridledから1馬身差の2着に敗北した。
11月25日、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。