第10回 ジャパンカップ (G1)

レース展開

オサイチジョージが後続を引っ張る展開、その直後を進むカコイーシーズ、スタイリッシュセンチュリー、プティットイル

オサイチジョージが端に立つ恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にスタイリッシュセンチュリー、カコイーシーズ、プティットイルらが並ぶ。そのあと、ホワイトストーン、スタイリッシュセンチュリー、オードらが5番手の好位につける。ヤエノムテキ、アルワウーシュ、ファントムブリーズらは中団後方の位置取り。イブンベイとベタールースンアップは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはフレンチグローリーとジョージモナーク。最後尾にオグリキャップがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジャパンC、ベタールースンアップが横並びの激闘を僅差で制して最強馬の称号を奪取

先頭はオサイチジョージでリードは体半分。2番手にスタイリッシュセンチュリーが続く。その直後、プティットイルが3番手。1馬身離れて、ホワイトストーンとカコイーシーズが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいた2番人気のベタールースンアップが勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、食い下がるオードをアタマ差で凌ぎ切り勝利を手中に収めた。2着のオードからアタマ差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったカコイーシーズが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えたホワイトストーンが入線、さらにクビ差の5着には、後方2番手にいたアルワウーシュが食い込んだ。1番人気のスタイリッシュセンチュリーは中団前目にいたが見せ場なく7着に敗れた。