プティットイル（1986年生、母Aces Full）

プティットイル（1986年4月7日）は、アイルランドで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイルドブルボン（当時11歳）と交配したAces Fullが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外13戦6勝。1989年のアイリッシュセントレジャー(愛・G1)に勝利した他、1989年のヨークシャーオークス(英・G1)で3着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（1988年）

10月17日、13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、勝ったトッパーアップから2馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、21頭立ての1番人気に推されて22番ゲートからスタート。最後は、2着のIntricateIに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1989年）

5月13日、12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

5月27日、3歳G2のガリニュールステークス（アイルランド・カラ芝2012m）に出走。重賞競走への出走は初となった。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月17日、3歳戦のオークストライアル（アイルランド・フェニックスパーク芝2213m）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のKostromaをアタマ差制して2勝目をつかんだ。

7月15日、3歳G1のアイリッシュオークス（アイルランド・カラ芝2414m）に出走。G1級競走への出走は初となった。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月23日、3歳G1のヨークシャーオークス（イギリス・ヨーク芝2385m）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月23日、G1のアイリッシュセントレジャー（アイルランド・カラ芝2816m）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のTyrone Bridgeを短アタマ差制して初のG1タイトルを奪取した。

4歳（1990年）

11月25日、C.ブラック騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。