カコイーシーズ（1986年生、母Careless Notion）

Cacoethes

1986.03.07

カコイーシーズ（1986年3月7日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAlydar（当時11歳）と交配したCareless Notionが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外13戦4勝。1989年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1)で2着に入った他、1990年のジャパンカップ(G1)で3着に入る活躍をした。その他にもG1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（1988年）

10月8日、G.スターキー騎手を鞍上に据えて、2歳戦のオータムステークス（イギリス・アスコット芝1603m）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3歳（1989年）

4月24日、鞍上は2戦連続でG.スターキー騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のDolpourに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月13日、重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でG.スターキー騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のPirate Armyに4馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

6月7日、3歳G1のダービー（イギリス・エプソム芝2414m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でG.スターキー騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、P.エデリー騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のキングエドワード7世ステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のZayyaniに3/4馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

7月22日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上はG.スターキー騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったNashwanからクビ差の2着に甘んじた。

8月22日、鞍上は2戦連続でG.スターキー騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったIle de Chypreから1馬身半差の2着に敗北した。

10月8日、S.コーセン騎手を鞍上に迎えて、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。19頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。16着に敗れた。

4歳（1990年）

5月23日、R.コクレーン騎手を鞍上に迎えて、7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は2戦連続でR.コクレーン騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、鞍上は3戦連続でR.コクレーン騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったIle de Niskyから半馬身差の2着に敗北した。

10月7日、鞍上は4戦連続でR.コクレーン騎手（3戦0勝）。3頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のアルワウーシュに1馬身半の差をつけて待望のG1初制覇を果たした。

10月27日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・ベルモント パーク芝2414m）に出走。鞍上は5戦連続でR.コクレーン騎手（4戦1勝）。11頭立てのレースに臨んだ。9着に敗れた。

11月25日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続でR.コクレーン騎手（5戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。