ジヨージモナーク（1985年生、母レツドシグナル）

ジヨージモナーク（1985年5月14日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のミルジヨージ（当時10歳）と交配したレツドシグナルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は古川渉。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回、地方31戦10勝2着3回。1991年のオールカマー(G3)に勝利した他、1992年のBSN杯(オープン)で2着に入るなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

デビュー前

赤間清松厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1987年）

11月10日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったチヨウヨオオーカンから2馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフアルコメントに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルービートに約13馬身の大差をつけて2勝目を手にした。

3歳（1988年）

1月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1989年）

2月6日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、一般C4四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハイバロンに4馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

3月2日、中2週で迎えた6戦目は、蔵前特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノエイサンに1馬身半の差をつけて制した。

3月30日、中3週で迎えた7戦目は、爽春特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツハンターに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月10日、中5週で迎えた8戦目は、目黒区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロジンラツドに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月6日、中3週で迎えた9戦目は、オリオン座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のデツトフルをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。

7月2日、中3週で迎えた10戦目は、サンデーナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（9戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジヤシントサンセーに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月2日、中3週で迎えた11戦目は、関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、おおとり賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、東京記念（大井ダート2400m 晴/重）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた14戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた15戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1990年）

2月5日、中4週で迎えた16戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、ウインターカップ（大井ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、隅田川賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったテツノヒリユウから半馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた18戦目は、ブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（11戦8勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノパツサーに3馬身の差をつけて9勝目をマークした。

6月27日、中2週で迎えた19戦目は、大井記念（大井ダート2500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（12戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた20戦目は、関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（13戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中6週で迎えた21戦目は、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/重）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（14戦9勝）。17頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ラケットボールにクビ差交わされて2着となった。

11月11日、中7週で迎えた22戦目は、富士ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（15戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月25日、中1週で迎えた23戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（16戦9勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた24戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1991年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月3日、中4週で迎えた26戦目は、帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったチヤンピオンスターから1馬身差の2着となった。

5月15日、中5週で迎えた27戦目は、隅田川賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月20日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた28戦目は、大井記念（大井ダート2500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた29戦目は、地方重賞の関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツクバスキーをクビ差制して10勝目を達成した。

9月15日、中6週で迎えた30戦目は、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のホワイトストーンを半馬身振り切って重賞ウィナーの称号をゲットした。

11月10日、中7週で迎えた31戦目は、富士ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田秀治騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた32戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で早田秀治騎手（7戦2勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

7歳（1992年）

1月9日、中6週で迎えた33戦目は、東京シティ盃（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で早田秀治騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月11日、中4週で迎えた34戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、川崎記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた35戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月15日、中5週で迎えた36戦目は、帝王賞（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。14着に敗れた。

6月18日、中8週で迎えた37戦目は、大井記念（大井ダート2500m 曇/重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（9戦2勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月26日、中4週で迎えた38戦目は、BSN杯（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したフェザーマイハットに半馬身届かず2着となった。

9月20日、中7週で迎えた39戦目は、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（11戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。