チヤンピオンスター（1984年生、母スイフトロード）

チヤンピオンスター（1984年5月9日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスイフトスワロー（当時7歳）と交配したスイフトロードが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の帝王賞。

経歴

デビュー前

秋谷元次厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1986年）

12月9日、デビュー戦は西川栄二騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカナヤキングに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1987年）

1月2日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川栄二騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターシユウに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

1月28日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川栄二騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングサンに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の水仙特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川栄二騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月9日、中7週で迎えた5戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアラナスモンタに3/4馬身の差をつけて優勝

6月3日、中7週で迎えた6戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、中7週で迎えた7戦目は、サマーカップ（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月11日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイナリワンから1馬身差の2着となった。

12月23日、中5週で迎えた9戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、東京大賞典（大井ダート3000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1988年）

2月4日、中5週で迎えた10戦目は、ウインターカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーミストに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

3月3日、中3週で迎えた11戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノジョージに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月13日、中5週で迎えた12戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、帝王賞（大井ダート2000m 雨/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシナノジョージに3/4馬身の差をつけて制した。

6月21日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、大井記念（大井ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーミストに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月27日、中4週で迎えた14戦目は、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウコウキングからクビ差の2着に甘んじた。

9月18日、中7週で迎えた15戦目は、G3のオールカマー（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦2勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。

11月2日、中5週で迎えた16戦目は、東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1990年）

9月5日、約22か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、かちどき賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた18戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた19戦目は、東京記念（大井ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋三郎騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスピリツトエビスに2馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

12月13日、中2週で迎えた20戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋三郎騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7歳（1991年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋三郎騎手（8戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシローランドからクビ差の2着に甘んじた。

4月3日、中4週で迎えた22戦目は、帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋三郎騎手（9戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージモナークに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月10日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋三郎騎手（10戦4勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のインターアニマートに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

9月15日、中9週で迎えた24戦目は、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋三郎騎手（11戦5勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。