スタイリッシュセンチュリー（1987年生、母Grace Note）

スタイリッシュセンチュリー（1987年1月11日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のEl Gran Senor（当時6歳）と交配したGrace Noteが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外7戦5勝。1990年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1)に勝利した他、1990年のアイリッシュダービー(愛・G1)で3着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（1989年）

11月3日、16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のSatin Woodに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1990年）

4月21日、S.コーセン騎手を鞍上に迎えて、6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のWarm Feelingに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月8日、3歳G3のチェスターヴァーズ（イギリス・チェスター芝2473m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でS.コーセン騎手（1戦1勝）。3頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクエストフォーフェイムに1馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を達成した。

7月1日、3歳G1のアイリッシュダービー（アイルランド・カラ芝2414m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でS.コーセン騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオールドヴィックをクビ差制してG1ホースの称号を手にした。

8月21日、鞍上はS.コーセン騎手（3戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のSnurgeをアタマ差制して同レース3勝目を挙げた。

10月7日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でS.コーセン騎手（4戦3勝）。21頭立てのレースに臨んだ。5着に終わった。

11月25日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でS.コーセン騎手（5戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。