リリーザサン（2005年生、母キャニオンリリー）

リリーザサン（2005年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋太陽」。毛色は栗毛。種牡馬のマリエンバード（当時8歳）と交配したキャニオンリリーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地30戦0勝2着1回、地方26戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年の雪割草まつり特別(一般B2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月12日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は522kg。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

6月7日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた5戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着を確保した。

9月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったスペシャルハートに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月2日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトラブルメーカーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、西嶌来場記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のソルトバイオに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、はぼたん特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイカスクワートに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2009年）

1月18日、中6週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

3月15日、中7週で迎えた12戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた13戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた14戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

7月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月20日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた18戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた19戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

11月22日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5歳（2010年）

1月5日、中5週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月9日、中4週で迎えた23戦目は、マルチビクトリー特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月21日、中5週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4月25日、中4週で迎えた25戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた26戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた27戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

7月11日、中5週で迎えた28戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平野優騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で平野優騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6歳（2011年）

2月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた32戦目は、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた33戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月16日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた34戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月5日、中7週で迎えた36戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオールザステージに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月17日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1三（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったセフティーステージに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したメイプルステージにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヒカルアスピレイトを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って4勝目を手に入れた。

8月30日、中1週で迎えた40戦目は、一般B4三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた41戦目は、石川県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた42戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B4三（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイプルステージを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにする

10月18日、中1週で迎えた43戦目は、日本伝統工芸金沢展特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、ヒカルアスピレイトに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月24日、連闘で迎えた44戦目は、一般B2二（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のシンオウレエミに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月1日、連闘で迎えた45戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったダイワエンパイアに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中2週で迎えた46戦目は、オペラ「高野聖」特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた47戦目は、ヘンゼルとグレーテル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したジャトゥチンタにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月18日、中1週で迎えた48戦目は、B1級チャンピオン（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で葛山晃平騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

7歳（2012年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた49戦目は、雪割草まつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で葛山晃平騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイアイダイコクを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って7勝目をつかんだ。

3月25日、中1週で迎えた50戦目は、陸前高田市復興支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で葛山晃平騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた51戦目は、浅の川園遊会特別（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で葛山晃平騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた52戦目は、華麗なるガラスの一族特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた53戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、青柏祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた54戦目は、苺一会特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた55戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（11戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた56戦目は、珠姫御輿入れ特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。