ショウリュウ（2007年生、母マジックリボン）

ショウリュウ（2007年4月16日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のバゴ（当時6歳）と交配したマジックリボンが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は吉田牧場。戦績は、地方33戦3勝2着3回。2009年のハイセイコー記念(S2)に勝利した他、2009年の’09ゴールドジュニアーで2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

1歳のとき、吉田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会によって1,480.5万円で落札された。

市村誠厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2009年）

8月14日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイケメンに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンの’09ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マグニフィカに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のはつかり特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したラストキングを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月4日、中4週で迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のドラゴンキラリに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月16日、中5週で迎えた5戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3歳（2010年）

3月18日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた7戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた9戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた10戦目は、’10スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

7月28日、中3週で迎えた11戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、SPAT4賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月17日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、グッドラック特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた14戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、L-WING賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のプロディージュを3/4馬身振り切って3勝目を獲得した。

4歳（2011年）

2月4日、中4週で迎えた15戦目は、アメジスト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた16戦目は、春霞賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた17戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく15着に敗れた。

4月22日、中5週で迎えた18戦目は、卯月賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の閃光スプリント（船橋ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

5月13日、中0週で迎えた20戦目は、緑風賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5歳（2012年）

1月17日、約8か月半の休養明けで迎えた21戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ガーネット賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月27日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、コーラル賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた23戦目は、北極星賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた24戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた25戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田功駿騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したケイアイスサノオにクビ差届かず2着となった。

7月10日、中4週で迎えた26戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、’12スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた27戦目は、’12シーサイドカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた28戦目は、三条場外発売所賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月29日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた30戦目は、アデュー2012賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は早田功駿騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6歳（2013年）

1月22日、中2週で迎えた31戦目は、初夢賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた32戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、仲春賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた33戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のスポーツニッポン盃（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。