ブロンズレッド（2018年生、母ヘリテージゴールド）

ブロンズレッド（2018年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「金色の輝きを持つ赤色」。毛色は栗毛。種牡馬のレッドスパーダ（当時12歳）と交配したヘリテージゴールドが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

3月20日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のフミロアを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

5月2日、中5週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラスのしゃくなげ賞（新潟芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

6月13日、中5週で迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、5着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

8月8日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のメイショウオニテに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月28日、中2週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの摩周湖特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で団野大成騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

11月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの会津特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2022年）

1月16日、中8週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したショウナンバービーに半馬身届かず2着となった。

2月6日、中2週で迎えた9戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

4月17日、中9週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの袖ケ浦特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

6月11日、中7週で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

7月17日、中4週で迎えた12戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの湯の川温泉特別（函館芝1200m 雨/重）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの勝浦特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5歳（2023年）

3月4日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

3月26日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月20日、中7週で迎えた16戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの大日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

11月11日、約6か月の休養明けで迎えた17戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの飯坂温泉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したウインモナークにクビ差届かず2着となった。

12月2日、中2週で迎えた18戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6歳（2024年）

3月3日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラスの西日本新聞杯（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

2024年3月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。