セイカタイバース（1988年生、母リニアラツキー）

セイカタイバース（1988年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコリムスキー（当時13歳）と交配したリニアラツキーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方25戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の御影特別(D)。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

6月30日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた6戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた7戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月26日、連闘で馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、堀井雅広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4歳（1992年）

7月29日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた11戦目は、安田歩騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般D（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田歩騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた13戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月3日、中0週で迎えた14戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は安田歩騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた15戦目は、中井博一騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月24日、中0週で迎えた16戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井博一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後はスクオールレターと並んで3着同着となった。

10月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中井博一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中井博一騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中井博一騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中井博一騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1993年）

6月3日、約7か月の休養明けで迎えた21戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフシミスパートから1馬身差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた22戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラファイヤーに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般D（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクターライジンからクビ差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は安田歩騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田歩騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1994年）

4月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた28戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月3日、連闘で迎えた29戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安田歩騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた30戦目は、一般D（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイグンベッシから2馬身差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は安田歩騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタイジュリアスをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

6月14日、中2週で迎えた32戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、御影特別（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のファイヤーオーカンをクビ差制して雨中の激闘を制した。

6月29日、中1週で迎えた33戦目は、択捉特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田歩騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた34戦目は、当麻特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田歩騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、浦河ピスカリ館特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。