ビッグモント(1989年生、母ボウモント)

Big Mont

1989.05.04

ビッグモント(1989年5月4日)は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー(当時8歳)と交配したボウモントが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地25戦2勝2着4回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳以上500万下。

プロフィール

基本情報

通算成績
26戦2勝 [2-4-3-17/26]
総賞金国内
3,313万円
生年月日
1989年5月4日
出生国
日本
品種
サラブレッド
性別
セン
毛色
鹿毛
厩舎
高橋裕美浦
馬主
(株)日本ダイナースクラブ
生産者
社台ファーム
抹消情報
中央抹消

性質分析

距離適性
コース適正
ダート
馬場適正
高速
低速
成長
早熟
晩成
馬体重
脚質
逃げ
追込
出脚
末脚
スタミナ
少ない
豊富
出走回数
少ない
多い

回収率

134%単勝回収率134%単勝回収率75%複勝回収率75%複勝回収率※国内のみ。

パフォーマンス分析

勝利時最大着差国内
クビ

ベストレース

レース名
4歳以上500万下
日付/馬齢
1993年8月29日/4歳
コース
函館ダート1700m
着順
1着
オッズ/人気
33.3倍/9番人気
馬番/頭数
5番/9頭
天候
25.0℃
馬場状態/馬場速度
/極遅
レースラップ
平均=12.5/ラスト=13.6
レースペース
稍ハイ
通過順位
7-7-4-3
馬体重増減
530kg-4
出走間隔
中1週
騎手斤量
安田康彦56.0kg

血統

概要

母のボウモントは海外2戦0勝。祖母のAtticaは海外34戦5勝。曾祖母のAtheniaは海外31戦10勝。父のナグルスキーは海外重賞1勝(米国芝)。

近親馬

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別馬名クロス血量
Sir GallahadBull Dog6×54.68%
Sun BriarSunreigh7×62.34%
Nearco5×49.37%
Discovery5*7×410.15%
Mahmoud6×47.81%
Pharamond6×47.81%
Blenheim7×5*57.03%
Phalaris7*7×5*66.25%
Man o' War7×53.9%
Fair Play7×6*63.9%
Gainsborough7×62.34%
Swynford7×7*72.34%
Sweep7×71.56%
牡SBlue Larkspur6*63.12%
牡MChaucer6*72.34%
牡MSpearmint7*71.56%
牡MRoi Herode7*71.56%
牡MSundridge7*71.56%
Selene7*7×54.68%
Alcibiades6×54.68%
牝MMumtaz Mahal5*64.68%
※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

レース成績

日付
コース
レース名
1着馬2着馬着差
/頭数
馬番
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
馬体重
増減
指数
1994/12/04中山
障害2700m
中止
3枠3番
18.5
6人
3-3-3
512
+6
1994/10/29東京
ダ1600m
7/8
1枠1番
12.1
7人
6-7
40.6/36.3
506
-4
1994/10/16東京
ダ1600m
7/9
5枠5番
13.7
7人
7-8
40.0/36.7
510
+4
1994/09/24中山
ダ1800m
10/16
5枠9番
24.9
7人
13-13-15-15
39.1/38.2
506
-20
1993/09/25函館
ダ1700m
2/9
2枠2番
2.6
1人
5-5-5-7
39.7/37.7
526
-6
1993/09/19函館
ダ1700m
3/10
8枠9番
6.6
3人
8-8-4-4
40.5/36.9
532
+4
1993/09/04函館
ダ1700m
2/8
1枠1番
7.5
4人
3-3-3-4
40.2/37.6
528
-2
1993/08/29函館
ダ1700m
1/9
5枠5番
33.3
9人
7-7-4-3
40.4/36.2
530
-4
1993/08/15函館
ダ1700m
5/10
2枠2番
15.5
8人
10-8-7-7
40.9/36.5
534
+6
1993/07/24札幌
ダ1700m
4/9
6枠6番
57.2
8人
7-7-7-6
38.5/38.1
528
-2
1993/07/11札幌
ダ1700m
8/8
7枠7番
79.5
8人
7-7-8-8
39.2/37.8
530
0
1993/06/26札幌
ダ1700m
11/11
4枠4番
62.6
9人
3-4-5-8
41.6/37.8
530
+12
1993/05/22阪神
芝2000m
12/12
2枠2番
124.8
12人
8-8-8-12
41.5/37.8
518
-12
1992/09/27函館
芝2000m
8/9
4枠4番
13.0
6人
8-8-9-9
42.5/36.8
530
-4
1992/09/12函館
ダ1700m
1/10
7枠7番
1.6
1人
2-2-2-1
40.1/36.9
534
-6
1992/09/06函館
ダ1700m
2/12
6枠8番
7.0
4人
6-4-3-3
40.7/37.4
540
+6
1992/08/22函館
ダ1700m
2/8
7枠7番
6.0
3人
4-4-3-2
41.6/37.9
534
+4
1992/08/08函館
ダ1700m
4/8
5枠5番
6.7
4人
8-8-6-6
39.8/37.3
530
+8
1992/07/11中京
ダ1700m
3/13
1枠1番
9.6
5人
4-6-3-3
39.6/37.2
522
-4
1992/06/27中京
ダ1700m
4/15
5枠10番
15.2
8人
11-11-8-4
39.3/37.2
526
0
1992/06/14阪神
ダ1800m
3/13
2枠2番
14.3
5人
7-7-8-5
/37.8
526
-2
1992/05/31阪神
ダ1800m
5/11
5枠5番
15.5
7人
5-6-4-6
/38.0
528
+2
1992/05/16京都
芝1400m
12/18
5枠9番
18.5
9人
17-14
/37.4
526
-2
1992/05/03京都
ダ1400m
6/16
2枠4番
9.1
3人
6-7
/36.8
528
-2
1992/03/29阪神
ダ1400m
8/13
6枠8番
5.0
2人
7-8
/37.3
530
-2
1992/03/08阪神
ダ1200m
4/10
3枠3番
8.3
5人
3-3
/37.3
532
※直前に感嘆符!が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ#の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

宇田明彦厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(1992年)

3月8日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬阪神ダート1200m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。馬体重は532kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利阪神ダート1400m 曇/不良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手(1戦0勝)。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利京都ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手(2戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた4戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利京都芝1400m 晴/重)に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利阪神ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は安田康彦騎手(3戦0勝)。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利阪神ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は南井克巳騎手(1戦0勝)。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入った。

6月27日、中1週で迎えた7戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利中京ダート1700m 曇/良)に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利中京ダート1700m 雨/不良)に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月8日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利函館ダート1700m 雨/不良)に出走。鞍上は安田康彦騎手(4戦0勝)。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利函館ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手(5戦0勝)。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったホッカイコンパイラに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利函館ダート1700m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手(6戦0勝)。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったラジャーゼットに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月12日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利函館ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手(7戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のサンライトコスモをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下函館芝2000m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手(8戦1勝)。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4歳(1993年)

5月22日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、5歳以上500万下阪神芝2000m 雨/良)に出走。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手(9戦1勝)。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月26日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた15戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の羊ケ丘特別札幌ダート1700m 晴/良)に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の利尻特別札幌ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は安田康彦騎手(10戦1勝)。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下札幌ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手(11戦1勝)。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下函館ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手(12戦1勝)。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下函館ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手(13戦1勝)。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミュージックガールを鬼脚でハナ差だけ差し切って優勝

9月4日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の渡島特別函館ダート1700m 雨/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手(14戦2勝)。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したサクセスウエーブを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の恵山特別函館ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手(15戦2勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下函館ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で安田康彦騎手(16戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったピサノロッキーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳(1994年)

9月24日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた23戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下中山ダート1800m 雨/重)に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた24戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下東京ダート1600m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた25戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下東京ダート1600m 曇/良)に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた26戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利中山障害芝→ダート2700m 晴)に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。