ニシノアヤカマル（2019年生、母リヴァプール）

ニシノアヤカマル（2019年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名愛称」。毛色は栗毛。種牡馬のドレフォン（当時6歳）と交配したリヴァプールが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。主な勝ち鞍は2022年の馬主協会と共に走る特別(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、折手牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、西山茂行によって2,200万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月20日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

9月21日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、旧日高門別駅愛称募集賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

10月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のララサンシャインを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、馬主協会と共に走る特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアクティブテーラーに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

4歳（2023年）

2月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

5月7日、中9週で迎えた8戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月15日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、日高地区測量設計協会特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、ハマナス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月12日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ヒガシウィルウィン賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

7月25日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、アニマルキングダム賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、レコードな町新冠特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、鬼のイチオシ登別ブランド特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、クリエイター2賞（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた16戦目は、サロマ大収穫祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、とままえ産ななつぼし特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。