ウルトラゼット（1995年生、母フォレストオーヒメ）

ウルトラゼット（1995年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランドショウザン（当時7歳）と交配したフォレストオーヒメが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の葉月特別。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月7日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したゼンノフェスタに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月9日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月17日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップミント賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で原田聖二騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップバニラ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で原田聖二騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で原田聖二騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の葉月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で原田聖二騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のエーゼストに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月29日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で原田聖二騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた11戦目は、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で原田聖二騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で原田聖二騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1999年）

1月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、名古屋チャレンジカップディアナA賞（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で原田聖二騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、名古屋チャレンジカップヴイーナスB賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で原田聖二騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた15戦目は、初花月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で原田聖二騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたエイシンジョーンズ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた16戦目は、名古屋チャレンジカップジュノ（C）賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で原田聖二騎手（15戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、松本克幸騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバープリンスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本克幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。