カリブノーザン（1983年生、母ヒガシスズラン）

カリブノーザン（1983年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンネイテイヴ（当時17歳）と交配したヒガシスズランが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）コガネ。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、中央障害2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

4月19日、デビュー戦は4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。鞍上は谷中公一騎手。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月4日、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

5月11日、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月24日、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

6月7日、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井千明騎手。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6月21日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったグランドサンダーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月6日、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のカズサレディーに1馬身の差をつけて勝利を手にした。

10月18日、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

11月30日、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

12月13日、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーイッキから5馬身差の2着に敗北した。