キングズウィッシュ（1996年生、母アロープリンセス）

キングズウィッシュ（1996年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリファーズウィッシュ（当時20歳）と交配したアロープリンセスが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は（株）関兵牧場。戦績は、中央平地22戦1勝、地方13戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

10月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/不良）に出走。馬体重は502kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（1999年）

1月10日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた6戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月11日、中6週で迎えた7戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/不良）に出走。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

5月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のダイワレジェンドに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた9戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下のべにばな賞（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた12戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のアマリリス賞（福島芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

12月12日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

4歳（2000年）

2月19日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた18戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（8戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

5月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（9戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

6月3日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（10戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

8月8日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた24戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月17日、中0週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた26戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大木義一騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大木義一騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月11日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた29戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大木義一騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた30戦目は、山口盛弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2001年）

1月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大木義一騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2ニ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2ハ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大木義一騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2ハ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大木義一騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。