マルシンホーマ（1995年生、母マルシンピーチ）

マルシンホーマ（1995年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のローゼンホーマ（当時12歳）と交配したマルシンピーチが12歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は長船隆夫。戦績は、地方24戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年のくすのき賞(アラ系4歳)。

経歴

デビュー前

千島一巳厩舎（中津）へ入厩。

2歳（1997年）

9月30日、デビュー戦は千島英之騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（岩見沢ダート900m 晴/不良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千島英之騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千島英之騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた4戦目は、平松豊基騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビエントダンサーから3馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、アラ系3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松豊基騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1998年）

1月13日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平松豊基騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平松豊基騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月28日、中4週で迎えた8戦目は、小田部和磨騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のロンガーミラに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月7日、連闘で迎えた9戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーライラからクビ差の2着に甘んじた。

4月18日、中5週で迎えた10戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクモハタブルショワに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月25日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセントダリアに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月5日、中0週で迎えた12戦目は、3歳戦の北海道産4才特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤキラララに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーチャペルに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月5日、中6週で迎えた14戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクレディに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月2日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカケノメガミを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

9月12日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグリーンジャガーに1馬身半の差をつけて制した。

9月28日、中1週で迎えた18戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスマノマーチを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったグレイトエルシドにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

11月15日、中1週で迎えた21戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のワンダーマーキュリを半馬身振り切って8勝目を手中に収めた。

11月30日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上A1 B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（1999年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。