バンブーウタヒメ（1996年生、母サワーバンブー）

バンブーウタヒメ（1996年6月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレオダーバン（当時8歳）と交配したサワーバンブーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地23戦2勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

4月25日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったオースミトニスターに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月15日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月26日、中5週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた5戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月10日、連闘で迎えた6戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金の弩標賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

9月25日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入った。

11月6日、中2週で迎えた9戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。端を奪う形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネロマンスに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

4月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた16戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

7月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

8月19日、中2週で迎えた18戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた19戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1600m 雨/良）に出走。17頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のアサカライズに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月14日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5歳（2001年）

3月18日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。