ヒストリアイ（2021年生、母Cara Bella）

Historiai

2021.03.31

ヒストリアイ（2021年3月31日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「歴史書名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のLiam's Map（当時10歳）と交配したCara Bellaが12歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月24日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は540kg。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグランオルカを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月14日、中2週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのプラタナス賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

12月23日、中9週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2024年）

4月14日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

9月28日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でJ.モレイラ騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヘレンキムゼーを半馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。