グランオルカ（2021年生、母Layla）
Gran Orca
2021.04.10
グランオルカ（2021年4月10日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大な(西)+鯱」。毛色は鹿毛。種牡馬のLiam's Map（当時10歳）と交配したLaylaが8歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。
経歴
デビュー前
武井亮厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2023年）
9月24日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ヒストリアイに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
10月29日、中4週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のゴッドカインドに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
12月3日、中4週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオウバイトウリに2馬身の差をつけて2勝目を収める