2歳1勝クラス

レース展開

レーザーショーが集団を率いる展開、直後の位置にトニーテソーロとピンクヴェノムが取り付く

ハナを奪ったのはレーザーショー。後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。2番手にトニーテソーロとピンクヴェノムが並ぶ。その直後、オウバイトウリ、カルフ、エスカルらが4番手の好位につける。少し間が空いて、グランオルカは中団やや前。レオエンプレスとデビッドテソーロは中団後方の位置。アルジェンタージョは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはサフランヒーロー。2馬身以上離れて、後方2番手の位置で脚をタメるのはセイウンサニー。少し離れた最後尾にニシノオウジョがいる隊列で最初のコーナーを通過。

グランオルカが破壊力十分の末脚を炸裂させて前の各馬をアッサリと交わす

先頭はレーザーショーでリードは1馬身。2番手にトニーテソーロとピンクヴェノムが続く。その後ろ、オウバイトウリとエスカルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのはオウバイトウリ。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたグランオルカが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着には、4番手の位置から見事な伸び脚で驀進したオウバイトウリが続き、2着と3馬身半差の3着には、中団前目の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したカルフが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたデビッドテソーロが入線した。1番人気のピンクヴェノムは2番手にいたが失速して10着に敗れた。2番人気のエスカルは好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。