トキワジーニアス（1994年生、母キタノカジン）
Tokiwa Genius
1994.05.15
トキワジーニアス（1994年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェアジャッジメント（当時10歳）と交配したキタノカジンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ジィワンファーム。戦績は、中央平地25戦3勝2着2回、中央障害1戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳以上500万下。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 27戦3勝 [3-2-4-18/27]
- 総賞金国内
- 4,459万円
- 生年月日
- 1994年5月15日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 黒鹿毛
- 厩舎
- 河野通文美浦
- 馬主
- 松本俊廣
- 生産者
- （有）ジィワンファーム
- 抹消情報
- 中央抹消
地方：1998年4月30日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のキタノカジンは中央4勝（東京芝[1800m],東京障[2勝:3100-3300m],中山障[2700m]）。祖母のレーシングジイーンは中央平地11戦1勝。曾祖母のマウタジョウオーは中央平地10戦0勝2着2回。父のフェアジャッジメントは海外重賞3勝（愛国芝,米国芝,英国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きS | Sir Gallahad＝Bull Dog | 7*7*7*7 | 3.12% |
| 牡 | Princequillo | 5*6*7×4 | 11.71% |
| 牡 | Nasrullah | 6×4*6*7 | 10.15% |
| 牡 | Prince Rose | 6*7×5*7 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 7*7×5*7 | 5.46% |
| 牡 | Tourbillon | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Mahmoud | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡S | War Admiral | 5*6 | 4.68% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡S | Pompey | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Blenheim | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Blandford | 7*7 | 1.56% |
| 牝M | Knights Daughter | 4*5 | 9.37% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- リボー系
- ファミリーナンバー
- 3-e
レース成績
経歴
デビュー前
河野通文厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1997年）
4月27日、デビュー戦は青木芳之騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
5月11日、中1週で迎えた2戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったスロクマシェリに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
5月24日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のミクニファーストに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
6月21日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
7月12日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
8月2日、中2週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。
8月30日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。
9月28日、中3週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。
4歳（1998年）
2月12日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、’98フレンドリースパー特別（2）（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下の下呂特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は青木芳之騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
3月28日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るステートフェローを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って2勝目を挙げた。
4月18日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝1600m 外回り 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は江田照男騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
5月16日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の高尾特別（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入った。
5月30日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の富嶽賞（東京芝1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったシンボリフェザードに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
7月4日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。
10月18日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
10月31日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
11月22日、中2週で迎えた19戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月13日、中2週で迎えた20戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の尾頭橋特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
5歳（1999年）
5月2日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
8月1日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた15頭をごぼう抜きし、最後は2着のホッコーウエスタに5馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
9月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
9月18日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。
10月9日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京芝1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。
11月20日、中3週で迎えた27戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。