ヨツヤゴッド（1986年生、母ホクエイフブキ）

Yotsuya God

1986.06.11

ヨツヤゴッド（1986年6月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のイエローゴツド（当時19歳）と交配したホクエイフブキが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）北英牧場。戦績は、中央平地14戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

7月10日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、抜け出したマイネルムートにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月17日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユーワファニーに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の札幌3歳ステークス（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

10月1日、中8週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉特別（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳400万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳400万下の赤松賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく3着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた7戦目は、3歳400万下の寒菊賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カイエンカイオーに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

4歳（1990年）

3月17日、約15か月の休養明けで迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（6戦1勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（7戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（8戦1勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた12戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったセンターコリムに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月20日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のカイソクダンデーをアタマ差振り切って久々に勝利を挙げた。

6月17日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。