ローリエモーガン（1986年生、母ハワードクイン）
Laurier Morgan
1986.06.12
ローリエモーガン（1986年6月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデイードオブギフト（当時11歳）と交配したハワードクインが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方42戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1988年）
12月3日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。
12月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。
3歳（1989年）
1月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。
2月12日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
4月15日、中8週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒロカツスーパーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
4月29日、中1週で迎えた6戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。
6月10日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
7月9日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の利尻特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。
7月29日、中2週で迎えた9戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
8月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。
9月16日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
4歳（1990年）
1月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
1月27日、中2週で迎えた13戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
2月4日、連闘で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。
5月18日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、村上頼章騎手を鞍上に迎えて、有明特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のクニワウオローに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
6月27日、中5週で迎えた17戦目は、うしかい座特別（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上頼章騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマクシミリアンから2馬身差の2着に敗北した。
7月17日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上頼章騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月9日、中7週で迎えた19戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上頼章騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったネバーダンサーから1馬身半差の2着となった。
9月28日、中2週で迎えた20戦目は、マーキュリー特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上頼章騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月4日、中4週で迎えた21戦目は、ステンドグラス特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で村上頼章騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた22戦目は、ノベンバー特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上頼章騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月9日、中2週で迎えた23戦目は、ディッセンバー特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上頼章騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。
5歳（1991年）
1月2日、中2週で迎えた24戦目は、葛飾区特別（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上頼章騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月1日、中3週で迎えた25戦目は、中央区賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上頼章騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月21日、約11か月の休養明けで迎えた26戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、ブルージルコン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。
6歳（1992年）
1月4日、中1週で迎えた27戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月24日、中2週で迎えた28戦目は、足立区賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月20日、中3週で迎えた29戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、麗春特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月10日、中2週で迎えた30戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（浦和ダート1900m 晴/重）に出走。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートマサムネから3馬身差の2着に敗れた。
5月1日、中6週で迎えた31戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマノホープから1馬身半差の2着となった。
5月15日、中1週で迎えた32戦目は、エメラルド特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は本間光雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブラツクトミオーに3馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
6月2日、中2週で迎えた33戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間光雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラツドジユテームから3馬身差の2着となった。
6月30日、中3週で迎えた34戦目は、水無月特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で本間光雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドメロデイからハナ差の2着に惜敗した。
7月14日、中1週で迎えた35戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で本間光雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた36戦目は、文月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本間光雄騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月19日、中2週で迎えた37戦目は、葉月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本間光雄騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月11日、中2週で迎えた38戦目は、セプテンバー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた39戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は本間光雄騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月13日、中1週で迎えた40戦目は、神無月特別（浦和ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本間光雄騎手（8戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
7歳（1993年）
4月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた41戦目は、プラチナ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた42戦目は、さつき特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本間光雄騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月18日、中1週で迎えた43戦目は、五月山特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間光雄騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月2日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2二（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本間光雄騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月21日、中2週で迎えた45戦目は、パール特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で本間光雄騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月13日、中2週で迎えた46戦目は、夏祭り特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本間光雄騎手（13戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月21日、連闘で迎えた47戦目は、ルビー特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で本間光雄騎手（14戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月9日、中2週で迎えた48戦目は、夕涼み特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で本間光雄騎手（15戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月19日、中0週で迎えた49戦目は、サードニックス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本間光雄騎手（16戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月29日、約3か月半の休養明けで迎えた50戦目は、海方昭三騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
8歳（1994年）
4月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた51戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月28日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた52戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月24日、中3週で迎えた53戦目は、一般B2イ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた54戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で海方栄二騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月20日、中1週で迎えた55戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で海方栄二騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた56戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で海方栄二騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた57戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で海方栄二騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。