ニットウクララ（2006年生、母エイシンサーメット）

ニットウクララ（2006年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時10歳）と交配したエイシンサーメットが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日東牧場。戦績は、地方18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

7月29日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘルシービガーからアタマ差の2着に甘んじた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタツノクインに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月18日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のホースナインに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のファスリエフ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のタマキチャンに2馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

11月19日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンの門別ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦3勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

3歳（2009年）

5月20日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦のアルキバ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂下秀樹騎手（7戦3勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。

6月25日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂下秀樹騎手（8戦3勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で坂下秀樹騎手（9戦3勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

8月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦のマゼラン特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で坂下秀樹騎手（10戦3勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のマイヤ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂下秀樹騎手（11戦3勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のゼウス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で坂下秀樹騎手（12戦3勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

9月29日、中2週で迎えた14戦目は、鈴蘭特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で坂下秀樹騎手（13戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、3着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた15戦目は、幌尻岳特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で坂下秀樹騎手（14戦3勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた16戦目は、11月3日競馬の祭典JBC特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で坂下秀樹騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

4歳（2010年）

4月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、「門別温泉とねっこの湯」特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で坂下秀樹騎手（16戦3勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月20日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、千島桜特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で坂下秀樹騎手（17戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。