マキバスワン（2001年生、母スガノセカイイチ）

Makiba Swan

2001.03.11

マキバスワン（2001年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時20歳）と交配したスガノセカイイチが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、地方14戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2004年）

9月6日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は481kg。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月4日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったルーマードベイビーにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4歳（2005年）

4月18日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月28日、中0週で迎えた5戦目は、一般C3九十11（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったテンカムソウを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3十11（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリンカーンブラッドを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

8月18日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったファイブザドリームに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3五六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のライフルマンに1馬身の差をつけて優勝

9月28日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

5歳（2006年）

8月27日、約11か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3七八（大井ダート1500m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。