シンボリトレイル（2015年生、母クィーンズトレイル）

シンボリトレイル（2015年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋足跡」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時14歳）と交配したクィーンズトレイルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川正美。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川勝春から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、前川勝春から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、シンボリ牧場によって669.6万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

4月8日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は390kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた2戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

7月1日、中8週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

9月2日、中6週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

10月10日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた10戦目は、慎ちゃん婚活がんばって記念（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、プラードデラルスに交わされて1馬身差の2着となった。

4歳（2019年）

1月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、伸びてきたグロウアイリス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた15戦目は、祝大関高安関お誕生日記念（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡瀬和幸騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた17戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（11戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（12戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のクラウドチェンバーに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（14戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったアズールウィンドウに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（15戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペイシャコリンナに7馬身の差をつけて2勝目をマークした。

7月24日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（16戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた31戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（17戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい最後はカネミツマーチと並んで6着同着となった。

12月13日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（18戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5歳（2020年）

1月2日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（19戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（20戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。