トウケイファルコン（2012年生、母サンセットロード）

トウケイファルコン（2012年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ハヤブサ」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時17歳）と交配したサンセットロードが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木下牧場。主な勝ち鞍は2014年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木下牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、木村信彦によって1,333.5万円で落札された。

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月17日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアカリアイドルを上がり4位タイの末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

11月6日、中3週で迎えた4戦目は、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

3歳（2015年）

3月1日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた7戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月18日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

9月26日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

10月17日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4歳（2016年）

2月14日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた14戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた15戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、SKNフラッシュ8カップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ケンキャクハーバーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた17戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、のんじゃえ丹波特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒメカイドウに1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。

9月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、エコフィード特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒメカイドウに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月5日、中2週で迎えた19戦目は、尼崎市市制100周年記念特別（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた20戦目は、くだもの王国おかやま杯（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

12月7日、中4週で迎えた21戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、酒米の王様山田錦杯（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5歳（2017年）

1月4日、中3週で迎えた22戦目は、ちっちゃいおっさん大笑点（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のデンコウチャレンジをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

1月19日、中1週で迎えた23戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1230m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた24戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3月8日、中3週で迎えた25戦目は、DASH観音寺特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

5月4日、中7週で迎えた26戦目は、4歳以上A2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

6月1日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた27戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた28戦目は、DASH柳津・福山駅前開設4周年記念特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトーコーポセイドンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月30日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた30戦目は、近江牛特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた31戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、尼崎城できまんねん!特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったモズキンボシに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月2日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダイリンエンドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた33戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6歳（2018年）

3月14日、約4か月の休み明けで迎えた34戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。