サンライズシア（2021年生、母ラブリーアリュール）

サンライズシア（2021年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+透き通るほど薄い」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時11歳）と交配したラブリーアリュールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は株式会社ミリオンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

石坂公一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月9日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

12月23日、中8週で迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

3歳（2024年）

1月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた5戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

4月13日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったカセノルーパスに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6月16日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコパノエビータに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木大輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったプレゼンティーアに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた9戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインアルドーレに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。