ビンゴシンザン（1987年生、母ビンゴサフラー）

ビンゴシンザン（1987年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンザン（当時26歳）と交配したビンゴサフラーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地23戦1勝2着1回、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

6月18日、デビュー戦は出口明見騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出口明見騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出口明見騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1700m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で出口明見騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1700m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた7戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミホノダイスケを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

12月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳400万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷中公一騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3歳（1990年）

1月6日、中2週で迎えた10戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた12戦目は、3歳オープンのクロッカスステークス（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は谷中公一騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月24日、中3週で迎えた13戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（1991年）

1月27日、約10か月半の休養明けで迎えた14戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下の勝山城特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で成島正規騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で成島正規騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

4月21日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したレッドビエントを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の’91ダービースタリオンズステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月31日、中6週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で増沢末夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5歳（1992年）

4月26日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた25戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた26戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月29日、中7週で迎えた31戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は端勝成騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。