ワイルドハッチ（1987年生、母ミスサミツト）

ワイルドハッチ（1987年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のピユウターグレイ（当時8歳）と交配したミスサミツトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方29戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の一般C2。

経歴

デビュー前

小西登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

10月8日、デビュー戦は根本康広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着を確保した。

10月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月9日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルビッツを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4歳（1991年）

4月10日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた5戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月24日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた8戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた9戦目は、一般D（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた10戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、一般D（札幌(地)ダート1100m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（1992年）

2月15日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、山田保騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月24日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田保騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田保騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた14戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山田保騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1180m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田保騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田保騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1180m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。鞍上は山田保騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田保騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアートチャペルに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月2日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田保騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリモワンダーからアタマ差の2着となった。

5月10日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田保騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田保騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田保騎手（11戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月5日、中4週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた25戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた26戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高砂哲二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高砂哲二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月6日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高砂哲二騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高砂哲二騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高砂哲二騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイスラーから6馬身差の2着となった。

10月4日、連闘で迎えた32戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。