クリヤマキアート（2009年生、母アティーナラビット）

クリヤマキアート（2009年2月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のクロフネ（当時11歳）と交配したアティーナラビットが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、地方44戦2勝2着1回。2011年のローレル賞(S3)で3着に入った他、2011年の鎌倉記念(S3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越伸也から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ウェルメットによって535.5万円で落札された。

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2011年）

7月15日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナリショーリサに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るネコグンダンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月5日、中8週で迎えた3戦目は、2歳S3の鎌倉記念（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた4戦目は、2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月31日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦2勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。

3歳（2012年）

1月19日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの’12桃花賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月25日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（6戦2勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた8戦目は、3歳S3の優駿スプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（7戦2勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた9戦目は、ベガ賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（8戦2勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた10戦目は、サードオニキス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で繁田健一騎手（9戦2勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

9月18日、中2週で迎えた11戦目は、爽秋賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で繁田健一騎手（10戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月23日、中4週で迎えた12戦目は、エリダヌス賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で繁田健一騎手（11戦2勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったショウナンタスクにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた13戦目は、リゲル賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で繁田健一騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で繁田健一騎手（13戦2勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、5着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた15戦目は、ウインターテール賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で繁田健一騎手（14戦2勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

4歳（2013年）

1月23日、中3週で迎えた16戦目は、春駒賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で繁田健一騎手（15戦2勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた17戦目は、早春賞（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。鞍上は17戦連続で繁田健一騎手（16戦2勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた18戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、陽春賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のデネボラ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた20戦目は、ダイヤモンド賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた21戦目は、エメラルド賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた22戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月11日、中5週で迎えた23戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（17戦2勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた24戦目は、トゥインクルバースデー特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた25戦目は、新涼特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（6戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

5歳（2014年）

3月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた26戦目は、牝馬限定戦のツグミ賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（18戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

4月7日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた27戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のチドリ賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた28戦目は、牝馬限定戦のカルガモ賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（19戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って8着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦のコアジサシ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月30日、中0週で迎えた30戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（20戦2勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

7月17日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

7月24日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた32戦目は、牝馬限定戦の湘南江の島海の女王杯（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2一（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた35戦目は、草野仁さんご来場ありがとう記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた36戦目は、牝馬限定戦の木の実賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月31日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定戦のダイゼン賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1八（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月1日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、一般C1六七（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

12月8日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた40戦目は、一般C1六七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

6歳（2015年）

1月14日、中4週で迎えた41戦目は、笑初賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田信大騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた42戦目は、寒明け賞（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山田信大騎手（11戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた43戦目は、感謝祐ちゃん第2の人生賭けよう記念（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月4日、中7週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた44戦目は、一般C2五六（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。