チェスナットダイナ（1984年生、母クリノナミ）
Chestnut Dyna
1984.04.09
チェスナットダイナ（1984年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時10歳）と交配したクリノナミが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道有珠郡壮瞥町、生産者は寺嶋 信雄。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方34戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年の筑紫野賞(B1)。
経歴
デビュー前
矢野進厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1987年）
2月8日、デビュー戦は柴崎勇騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
10月18日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。
11月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
11月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、伸びてきたシマノエスパー決め手に屈してアタマ差の2着となった。
4歳（1988年）
5月29日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月5日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロダイアナに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
6月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島壽騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月17日、中3週で迎えた9戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月15日、中3週で迎えた10戦目は、飯島雄治騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のネイムバリュをハナ差制して2勝目を手に入れた。
9月5日、中2週で迎えた11戦目は、真島元徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のソーマグリーンに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。
9月17日、中1週で迎えた12戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のバードチカラに3馬身の差をつけて4勝目を手にした。
10月17日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒサノトライに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5歳（1989年）
4月24日、約6か月半の休養明けで迎えた14戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月22日、中3週で迎えた15戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月5日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングイーグルから2馬身差の2着に敗北した。
6月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月2日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノサザンカに半馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
7月23日、中2週で迎えた19戦目は、ルビー特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベンライトから2馬身差の2着となった。
8月6日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったギオンアトラスから4馬身差の2着となった。
8月19日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月10日、中2週で迎えた22戦目は、サファイヤ特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクダイトに2馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。
9月30日、中2週で迎えた23戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦3勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。
10月14日、中1週で迎えた24戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイオスズから3馬身差の2着に敗北した。
10月28日、中1週で迎えた25戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウジオウオをアタマ差制して1着ゴールを果たした。
11月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月10日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた27戦目は、4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（11戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳（1990年）
1月7日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（12戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月18日、中5週で迎えた30戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（13戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月4日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（14戦2勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津徳幸騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月14日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた33戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で河津徳幸騎手（16戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で河津徳幸騎手（17戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後はホクトセンリヨウと並んで4着同着となった。
11月11日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた36戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（6戦3勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフエートオーヒから2馬身差の2着となった。
12月9日、中1週で迎えた37戦目は、場外オープン記念天山賞（佐賀ダート2500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた38戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7歳（1991年）
1月6日、中1週で迎えた39戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。