エンジェルデザイア（2000年生、母ゲイアティーガール）
Angel Desire
2000.04.02
エンジェルデザイア（2000年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「天使の願い」。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時17歳）と交配したゲイアティーガールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地19戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上500万下(牝)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 19戦2勝 [2-3-4-10/19]
- 総賞金国内
- 3,453万円
- 生年月日
- 2000年4月2日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 山本正司栗東
- 馬主
- （有）ノースヒルズマネジメント
- 生産者
- （株）ノースヒルズ
- 抹消情報
- 中央：2004年7月24日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
祖母のKissは海外8戦4勝。曾祖母のMiss Petardは海外重賞1勝（英国）。父のトニービンは海外G1・6勝（伊国芝[5勝:2000-2400m],仏国芝[2400m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 6*7×6*7 | 4.68% |
| きS | Nasrullah＝Rivaz | 5*6*6 | 6.25% |
| 牡 | Hyperion | 4*6*6×6 | 10.93% |
| 牡 | Gainsborough | 5*6*7*7×7 | 7.03% |
| 牡 | Fair Trial | 5*7*7×6 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 6*7*7×5*7*7 | 7.81% |
| 牡 | Prince Rose | 6*6×7 | 3.9% |
| 牡 | Blenheim | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Phalaris | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡S | Bois Roussel | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Bull Dog | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Alycidon | 6*6 | 3.12% |
| 牝 | Selene | 5*7*7×7*7 | 6.25% |
| 牝 | Plucky Liege | 7×7*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ゼダーン系
- ファミリーナンバー
- 1-k
レース成績
経歴
デビュー前
山本正司厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2003年）
2月1日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。
2月22日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。
3月16日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着に入った。
4月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。
5月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。
5月17日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（5戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。
6月22日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松永幹夫騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。
7月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松永幹夫騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のニューストーンをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。
11月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松永幹夫騎手（8戦1勝）。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったトリックスターにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
11月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松永幹夫騎手（9戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で松永幹夫騎手（10戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見せ場なく14着に敗れた。
4歳（2004年）
1月18日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は12戦連続で松永幹夫騎手（11戦1勝）。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
2月7日、中2週で迎えた13戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。17頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
3月6日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、4着に入った。
5月9日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキクノジェニーにアタマ差届かず2着に惜敗した。
5月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（12戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオーシャンシチーを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。
6月20日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったアンカレッジシチーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
7月3日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（14戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（15戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。