コスモラヴバニー（2009年生、母アルバニー）

コスモラヴバニー（2009年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部＋母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時14歳）と交配したアルバニーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）不二牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月17日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、レーザーインパクトにアタマ差交わされて2着となった。

9月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はビッグプレゼンターと並んで2着同着となった。

12月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

3歳（2012年）

1月29日、中4週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

4月21日、中9週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた9戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

6月14日、中4週で迎えた10戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた11戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた12戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、盛岡神子田朝市レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた13戦目は、花巻大迫あんどんレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、モエレリレハンメルにクビ差交わされて2着となった。

9月22日、中1週で迎えた14戦目は、ハーベストカップ（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、メイセイオペラメモリアル（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた16戦目は、玉山行者にんにくレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた17戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、奥州市馬事文化振興実行委員会会長杯（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。