キンポーハート（1996年生、母ミスツルマル）

キンポーハート（1996年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のブルバードライジン（当時9歳）と交配したミスツルマルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は坂口泰次。戦績は、地方26戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の九州産馬アラブ系4歳特別(アラ系4歳ハンデ)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂口泰次から「岩川市場アングロアラブ2歳」に上場され、熊本県馬主会によって110.25万円で落札された。

後藤禎文厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1998年）

6月8日、デビュー戦は古泉悟騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッチーホマレから6馬身差の2着となった。

6月27日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッチーホマレからクビ差の2着に惜敗した。

7月6日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモナナエースに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月26日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の小岱山賞（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウグウハヤブサに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月19日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイメイペガサスから半馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古泉悟騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウグウハヤブサからクビ差の2着に甘んじた。

10月31日、中2週で迎えた8戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシゲブイサインから3馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の九州ブリーダーズカップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた10戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1999年）

1月1日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンの門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた12戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の楓特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンロッキーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月14日、中3週で迎えた15戦目は、3歳ハンデ戦の九州産馬アラブ系4歳特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノライジンに2馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

4月10日、中3週で迎えた16戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、菊池川特設（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた17戦目は、3歳オープンの九州ブリーダーズカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定のアラ系4歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた19戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた20戦目は、3歳オープンの荒尾記念（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（7戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウグウウッズから1馬身半差の2着となった。

8月21日、中2週で迎えた22戦目は、球磨川特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は古泉悟騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた26戦目は、3歳ハンデ戦でオープンのミルクカップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。