カミノチカラ（1995年生、母ハヤガネクイン）

1995.05.23

カミノチカラ（1995年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のイチヤマオーカン（当時16歳）と交配したハヤガネクインが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、地方8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

寺田茂厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1997年）

7月14日、デビュー戦は山本育男騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月10日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1998年）

4月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた4戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本育男騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフクヒサクインを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月19日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本育男騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフクヒサクインを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目をつかんだ。

6月1日、中5週で迎えた6戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本育男騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるサカエスキーナを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のツルギネオンをアタマ差振り切って制した。