グレートコマンダー（1984年生、母タツノグレート）
Great Commander
1984.06.30
グレートコマンダー（1984年6月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のグレートセイカン（当時12歳）と交配したタツノグレートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂戸 節子。戦績は、地方35戦18勝2着10回。主な勝ち鞍は1989年の朱鷺大賞典(A)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 35戦18勝 [18-10-4-3/35]
- 総賞金国内
- 4,641万円
- 生年月日
- 1984年6月30日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 芦毛
- 厩舎
- 河内義昭新潟
- 馬主
- 山田武雄
- 生産者
- 坂戸 節子
- 抹消情報
- 地方：1992年3月25日抹消
性質分析
- 出脚
- 出走回数
パフォーマンス分析
- 勝利時最大着差国内
- 9馬身
血統
概要
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 4*7×6 | 8.59% |
| き | Sainfoin＝Sierra | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Blandford | 5*7×6*7 | 6.25% |
| 牡 | Gainsborough | 5*7×7 | 4.68% |
| 牡 | King Salmon | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Phalaris | 5×7*7 | 4.68% |
| 牡 | Friar Marcus | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Tetratema | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | St. Frusquin | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | The Tetrarch | 7*7×7*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Son-in-Law | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Amphion | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Chaucer | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Bay Ronald | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Selene | 5×7*7 | 4.68% |
| 牝 | Malva | 6×6*7 | 3.9% |
| 牝S | Canterbury Pilgrim | 7*7*7 | 2.34% |
| 牝M | Uganda | 6*6 | 3.12% |
5代血統表
| 父の父パーシア1956（GB） | Persian Gulf1940（GB） | Bahram | Blandford | |
| Friar's Daughter | ||||
| Double Life | Bachelor's Double | |||
| Saint Joan | ||||
| Lightning1950（GB） | Hyperion | Gainsborough | ||
| Selene | ||||
| 父グレートセイカン1972（JPN） | Chenille | King Salmon | ||
| Sweet Aloe | ||||
| ハロウエー1940（GB） | Fairway | Phalaris | ||
| Scapa Flow | ||||
| 父の母トクユウ1963（JPN） | Rosy Legend | Dark Legend | ||
| Rosy Cheeks | ||||
| レツドスタン1955（JPN） | イツセイ | セフト | ||
| レボアモンド | ||||
| コウゲン | ハクリユウ | |||
| 第七デヴオーニア | ||||
| 母の父グレートヘロン1967（USA） | Sea Bird1962（FR） | Dan Cupid | Native Dancer | |
| Vixenette | ||||
| Sicalade | Sicambre | |||
| Marmelade | ||||
| Big Effort1955（USA） | Endeavour | British Empire | ||
| Himalaya | ||||
| 母タツノグレート1976（JPN） | Sun Mixa | Sun Briar | ||
| Comixa | ||||
| ラツシー1956（IRE） | Palestine | Fair Trial | ||
| Una | ||||
| 母の母ジユンジヨウ1963（JPN） | Clovelly | Mahmoud | ||
| Udaipur | ||||
| シノブエ1952（USA） | King's Abbey | King Salmon | ||
| Notley Abbey | ||||
| Missie Moore | Cohort | |||
| Serge | ||||
血統分類
- サイアーライン
- バーラム系
- ファミリーナンバー
- 4-p
レース成績
経歴
デビュー前
河内義昭厩舎（新潟）へ入厩。
3歳（1987年）
5月16日、デビュー戦は根岸良昌騎手を鞍上に据えて、4歳C2ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーピアーズから1馬身差の2着となった。
5月23日、連闘で迎えた2戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードアティカから1馬身差の2着となった。
6月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月23日、中6週で迎えた4戦目は、4歳C2ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフエートホクトに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
8月14日、中2週で迎えた5戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハラシービーに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
8月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C1（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテキサスメロディーに3馬身の差をつけて制した。
9月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンダーギヤルをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。
10月24日、中5週で迎えた8戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシユガーエンゼルに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
11月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の瓢湖特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーヘツドに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
11月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のシクラメン特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の青山記念（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は根岸良昌騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
4歳（1988年）
4月4日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアムールドカールに6馬身の差をつけて制した。
4月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミズホスピードに9馬身の差をつけて8勝目を手にした。
5月2日、中1週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた14戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシャオリーベンに2馬身の差をつけて勝利をモノにする
5月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャオリーベンからハナ差の2着に甘んじた。
6月7日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、新潟・山形チャレンジトロフィー（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイホークに7馬身の差をつけて優勝
7月9日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、佐渡特別（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴフットに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
7月24日、中1週で迎えた18戦目は、清流特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラカイウンに6馬身の差をつけて優勝
8月16日、中2週で迎えた19戦目は、三条記念（三条ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビンゴフットに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
9月8日、中2週で迎えた20戦目は、長月特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（7戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラカイウンに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
10月9日、中3週で迎えた21戦目は、南部杯（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正治騎手（8戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートサーペンから半馬身差の2着に敗北した。
11月3日、中3週で迎えた22戦目は、新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正治騎手（9戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンフランシスから3/4馬身差の2着に敗北した。
12月11日、中4週で迎えた23戦目は、新潟記念（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正治騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードペガサスから4馬身差の2着に敗北した。
5歳（1989年）
1月3日、中2週で迎えた24戦目は、国際花と緑の博覧会（三条ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺正治騎手（11戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネノシヤトルからアタマ差の2着に甘んじた。
4月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた25戦目は、仲春特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺正治騎手（12戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードペガサスに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
4月27日、中2週で迎えた26戦目は、金蹄賞（三条ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺正治騎手（13戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードペガサスをアタマ差制して勝利数を16に伸ばす
6月4日、中4週で迎えた27戦目は、朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺正治騎手（14戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードペガサスに1馬身半の差をつけて勝利数を17に伸ばす
8月16日、中9週で迎えた28戦目は、三条記念（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺正治騎手（15戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトエベレスに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
9月10日、中3週で迎えた29戦目は、東北サラ大賞典（上山ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で渡辺正治騎手（16戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、新潟記念（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で渡辺正治騎手（17戦12勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1990年）
1月3日、中2週で迎えた31戦目は、国際花と緑の博覧会（新潟(地)ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で渡辺正治騎手（18戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードペガサスからハナ差の2着に甘んじた。
4月8日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた32戦目は、仲春特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で渡辺正治騎手（19戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードペガサスから1馬身半差の2着に敗北した。
7月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、朱鷺大賞典（三条ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で渡辺正治騎手（20戦12勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイホクトから半馬身差の2着となった。
7月19日、中2週で迎えた34戦目は、文月特別（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で渡辺正治騎手（21戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳（1991年）
7月7日、約12か月の休み明けで迎えた35戦目は、七夕特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（8戦4勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。