アロマフォルテ（2019年生、母アロマジュエリー）

アロマフォルテ（2019年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+強い(伊)。母より強く」。毛色は鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時12歳）と交配したアロマジュエリーが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中啓雅。主な勝ち鞍は2022年の3歳B2。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月19日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

11月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

3歳（2022年）

4月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

5月22日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、イチゴに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアラビアンパレスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のローズマリー賞 B特選（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、アストロロジーに交わされて6馬身差の2着となった。

7月19日、中3週で迎えた9戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったビップレジアスを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のキネンビに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のSetsuさん全国競馬場巡り旅来場記念杯（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビップレジアスを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヒロノホマレボシを3/4馬身振り切って断然人気に応えた。

10月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウィンターリリーに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

10月30日、中3週で迎えた15戦目は、アキレア賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦4勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、昇格記念!カリスマ部長マツイマサル杯（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月11日、中3週で迎えた17戦目は、カトレア賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた18戦目は、冬至特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4歳（2023年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、アリッサム特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ラブリースマッシュに交わされて1馬身差の2着となった。

3月28日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦の能登雪割草賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉田晃浩騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ドリームリンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4月11日、中1週で迎えた21戦目は、ネットで買うなら楽天競馬賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田晃浩騎手（12戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた22戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、お旅まつり賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアルティマックスに3馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

5月21日、中2週で迎えた23戦目は、輪島市民まつり賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた24戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた26戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、見守り隊協賛あみたん3周年おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた27戦目は、ウマ娘×金沢競馬今年もコラボ記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったサノマルに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

9月24日、中5週で迎えた29戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナゴミチャンに1馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

10月17日、中2週で迎えた30戦目は、地方競馬教養センター騎手候補生募集中賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（14戦4勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定戦のヘリコニア賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミオソフィアをクビ差振り切って優勝

11月14日、中1週で迎えた32戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、七五三特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2024年）

3月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、エアリーフローラ特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた35戦目は、富山の酪農応援賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（15戦4勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。