ベルモントアシュラ（2006年生、母ホクトシャーマン）

ベルモントアシュラ（2006年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋古代インドの魔人」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したホクトシャーマンが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方34戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C2 31。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

3月7日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた2戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

5月16日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた5戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

12月12日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリネンシマイを捕まえ切れず、約18馬身差の2着となった。

12月20日、連闘で迎えた7戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロートゥシャインに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月9日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したディアキャンドルを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

1月16日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

1月24日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイワプレジャーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシゲルカブトヤマを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

3月22日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた19戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（8戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた32戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月12日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた33戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月18日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた34戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（12戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず3着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた36戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（13戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（14戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。