ニジュウダンサー（2020年生、母カクタスペア）

Niju Dancer

2020.03.06

ニジュウダンサー（2020年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「20人の+冠名。踊り子」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時9歳）と交配したカクタスペアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月8日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったイニッツィオに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のメイデンタワーに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月24日、中4週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3歳（2023年）

1月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のスプレモフレイバーに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（2024年）

6月2日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの小金井特別（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で横山武史騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

8月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの岩室温泉特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（5戦2勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

11月10日、中6週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。