シゲルアズキ（2015年生、母グランドエッセンス）

シゲルアズキ（2015年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋野菜『小豆』」。毛色は鹿毛。種牡馬のカネヒキリ（当時13歳）と交配したグランドエッセンスが16歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

7月22日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

9月3日、中5週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

3歳（2018年）

3月20日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の盛春賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

7月14日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で義英真騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

8月14日、中3週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、サンライズタキオンに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。